二階堂です
今日は普段は使う事が少ないフラッシュ撮影についてになります
フラッシュ撮影といえば
こんな後ろの光が目立ち逆光気味になっている
暗い写真を正面からフラッシュで照らし
このように
写真全体を明るくする機能です
「まぁこんぐらい分かるからいいや」と言わずに
最後まで効いてくださいw
これを理解するとフラッシュ撮影を使いこなし
今まで携帯のカメラでは、撮影が出来なかった写真の仕上がりや
夜のフラッシュ撮影でも目の前の被写体だけではなく
背景も明るく映せる事ができるようになります
フラッシュの明るさと単位
まずフラッシュ撮影で覚えて欲しい事があります
必ずフラッシュには「GN(ガイドナンバー)」と言われるものがあります
何それ?
と思いがちですがしっかり効いてくださいね!
カメラに内蔵されているフラッシュには
カメラ業界共通の数字(GN)が振られてます
例えば
僕の持ってるNikon D300の内蔵フラッシュ
GNは「12」です
外付けて販売しているフラッシュもあります
(SPEED-LIGHT SB700)
因みにこちらのフラッシュのGNは28です
この2つの違いやフラッシュ撮影時おいて気をつける事を
覚えてください
この GNとは「フラッシュの明るさの単位」なんですね
そしてこの単位と関係してくるのが
「F値(絞り値)」になります
この2つの単位を組み合わせると
「どこまで光が届くかが分かる」ようになります
数式がこちら
「GN÷F値=◯Mまで光が届く」って事になります
例えばカメラ内蔵フラッシュのGN(12)でF値が4.0なら
12GN÷F4=3M
この設定での撮影では3Mまで光が届きます
そして
もう一つ、ISO感度の加減でまた距離が変わってくるんですね!
この表を見てください
さきほどのガイドナンバー(GN)12でF値を4.0で撮影をした時では
ISO感度が100であれば、「3M」の撮影距離まで光が届きますが
ISO感度を400まで上げると
単純に2倍の計算となるので「6M」まで光が届くようになります
ISO感度については前の記事 で話してますので、良かったら見てくださいね
今日はここまでです
次回は「スローシンクロ撮影」について
解説をしていきます
最後まで見ていただきありがとうございます!
それではまた!