前回はボケ感を出す方法 について
話してました
今回はセンサーサイズについて
お伝えしていきます
このセンサーサイズの理解を深めると
今後あなたがカメラ本体を購入する際には
このセンサーサイズの違いにより
カメラやレンズ選びの判断基準にもなる内容ですので
是非覚えてください
では早速、センサーサイズとは何??
と思われていると思いますが
デジタルカメラやコンデジタイプのカメラ
それからあなたが持っている携帯電話などには
必ず、写真を映す為には不可欠なイメージセンサー(撮像面)ってのが入ってます
ここでは実物を用意しましたので
見てください
僕が普段使いしているNikon D300デジタルカメラです
赤枠で囲っている箇所がイメージセンサーですね!
こっちがCanonのフィルムカメラなんですけど
この赤枠もイメージセンサーです
先にいうと
この2台のカメラを見てもらったわかると思うんですが
サイズが違うでしょ??
このサイズの違いによって
写真の「画角」や「画質」が変わってくるってことになるんですね!
ちなみに
最初に紹介した「Nikon 300D」のセンサーサイズの呼称は
「APS-C」サイズと呼ばれてます
そして2枚目のCanonのカメラは「フルサイズ」と呼ばれてます
少しここでセンサーサイズの違いについて
お伝えしていきます
ざっくりいうとこのように
フルサイズ→APS-Cサイズ→フォーサーズ→コンデジ→携帯カメラ
この順番でセンサーサイズが変わっていきます
変わると何が変わるかというと・・
大きく2点あります
①光の受光面
まずセンサー面が大きければ大きいほど
光を受け取る「受光面」に違いがでるので
フルサイズでは光が少ない暗所の状況でも
光を集めて露出を調整することができます
逆にセンサーサイズが小さい携帯カメラなどでしゃ
暗所の場所ではフラッシュをたかないと撮影ができない事が特徴になります
②画角
同じ撮影距離で同じレンズで撮影をした場合
※焦点距離50mmレンズでの撮影時
分かりやすいように
僕の愛犬の写真を中央に寄せて撮影しました
赤枠がレンズで覆っているところです
まずフルサイズのカメラで撮影をすると
このブルーで囲っている箇所が
画角になり映像として映しだされます
そしてAPS-Cサイズ
緑のサイズまで画角が決定され
レンズの焦点距離やカメラ位置は変わってないのに
ズームされる感じになります
次はフォーサーズです
黄色の箇所ですね!
実際の絵として映すと
こんな感じになって
ズームしすぎている感じになります
イメージセンサーのサイズが変わると
レンズの焦点距離も変わることを覚えておいてください
前回も話していた
レンズに記載している
焦点距離は「フルサイズ用」に記載されているレンズと
覚えておいてください
このレンズをAPS-Cサイズのボディや
フォーサーズやコンデジタイプのボディへ取り付けてしまうと
焦点距離が増える(伸びる)ようになります
ちなみに
APS-Cサイズは焦点距離の1.5倍〜1.6倍相当
この上の写真のレンズで言えば
「18-55mm」のところ
「27mm-82.5mm」まで焦点距離が伸びる傾向になります
フォーサーズは2倍相当に伸びるようになります
「36mm-110mm」換算ですね
ってな具合にカメラボディによって
レンズの焦点距離も変わってきます
じゃあ最初からみんなフルサイズのカメラでいいじゃん!
思われる方もいると思いますが、
フルサイズのカメラはフィルムカメラは安価でありますが
デジタルカメラになると・・
値段が10万円以上はしてきますw
僕もカメラの事を段々理解していくと
良いカメラやレンズになると
「結局お金かーい!」w
と思ってしまいましたw
僕もいつかはフルサイズカメラを各メーカー1台ずつ持ちたいですww
マニアックな話になりましたが
かなり大事な話ですので覚えてて頂ければと思います
最後まで見て頂き本当にありがとうございました!