二階堂です

今回は前回伝えていた
絞りの続編ということで
デジタルカメラ特有の
「ボケ」を
自在に操る方法をお話ししていきますね

このやり方が分かれば
あなたは
撮りたい被写体を自由自在に
主役へと
目立たせることができるようになります

タイトル
このブタちゃん(眼鏡置き)で
解説していきます

絞り=光の量ってことで前回話してましたよね?
前回の記事

この絞りを調整することで
なにが変わるのか?
絞りは穴の面積を変化するだけでなく
写真にも大きな変化を起こさせます!

それは
「ボケ」の量を変化させること!

実際に写真をみてください
後ろの背景に注目してください

F5.6値で撮影 (シャッタースピード(Sで表記)1/640)
F5.6 1:640
F8値で撮影(S 1/400)
F8 1:400
F10値で撮影 (S1/200)
F10 1:200
F14値で撮影 (S1/100)
F14 1:100
F20値で撮影(S1/50)
F20 1:50
だんだん背景がくっきりしてきたでしょ?

そして最後に
F32値で撮影(S1/20) 
F32 1:20

背景が完全にくっきりしました〜〜
こんな感じで
F値が高くなればなるほど
背景がくっきり
F値が低ければ
背景がボケやすくなる
と覚えてください

ですので
あなたが背景をボカした
写真が撮りたいのであれば
F値を低くする必要があるし
背景もクッキリと
させたければ
F値を上げればその通りになります

ただその時に重要になってくるのが
F値の加減時に光の量の調節する
「シャッタースピード」
適正露出が決まってきます

F値が低いと背景はボケるが
光の量が一気に集まるため
光を取り込む時間を
少なくしないと
光が多く集まりすぎて
露出オーバー(白飛び)してしまうし
(コップの水が溢れる状態ね)

シャッタースピードが速すぎると
光が足りずに「暗く」仕上がってしまうんです
(コップの水が満タンまで満たない状態ね)

ただ最初の頃は
どの基準でシャッタースピードを
変えるのか?
適正露出にするかが
分からないよね??

そんな方の為に
素晴らしいモード機能があります!!

それは
「Aモード」もしくは「Avモード」です
Nikon製品であればモードを変えて「A」に設定
スクリーンショット 2016-03-26 12.59.57
Canon製品であれば「Av」にダイアルを合わせて設定

(Nikon、Canon製品以外のカメラでも類の機能はあります)

スクリーンショット 2016-03-26 13.00.06
そうすると液晶パネルからでも
ファインダー(目を当てる部分)越し
からでも、設定をしたF値の数値を確認することができます
スクリーンショット 2016-03-26 13.00.14
そして
この機能の素晴らしいところが
F値を設定すると
赤丸で囲ってるシャッタースピード
自動的に変化をするんです!
「ワオ!スゴイネ!コレッ!」
驚き外人

これであなたも
写真をボカすことができます!

そして余談ですが
先ほどはNikonの標準レンズ[焦点距離18-55mm]
で撮影をしましたが
望遠レンズ[焦点距離70-300mm]で
撮影をすると・・・

望遠レンズ
F5.6  (S1/640)
F4.5 1:400 望遠

こっちが

 

標準レンズ(18-55mm)
F5.6値で撮影 (S1/640)
F5.6 1:640
同じF5.6のF値でも背景のボケ具合が違うでしょ?

レンズを変えて撮影をすると
背景のボケ具合も変わってくるんですよ〜

レンズの違いでも背景のボケも
大きく変わってきますので
また別記事で
レンズの種類も話していきます♪

そして
一つ覚えて欲しいことが
絞り値は「レンズによってF値は変わる」
ことを覚えておいてください
レンズの種類は
「標準レンズ」
「望遠レンズ」
「マクロレンズ」
「単焦点」
など数多くありますが
レンズそれぞれで
F値も焦点距離も変わってきますので
今は頭の片隅にだけ留めておいてね!

そして
もしあなたが
今のカメラ設定モードを
オートモードで撮影しているのであれば
オートはもう辞めましょう!

まずは
あなたが持っているレンズで
Avモードで早速バシバシ
とってみてください

失敗することも増えますが
最初は多く失敗してください

失敗の数だけ
理想の写真を思った通りに
撮影することが可能になりますよ♪

今日はここまでです
バシバシぼかしていきましょう!

次回はシャッタースピードについて話していきます

それではまた!